UIとUXは言葉がとても似ているため、同じ意味を持つとよく混同することもあります。しかしながら、UIとUXはそれぞれ違う定義です。今回はUIとUXとは何か？そして何が、どうちがうのかを説明します。

ポイント1:UXデザイン

UXとはUser Experience=ユーザーエクスペリエンスの略称です。ユーザーの体験そのものをさします。そのため、UXデザインとは、ユーザーの体験をデザインします。例えば、ユーザーが欲しい情報を探している場合、迷わず簡単にコンテンツにたどりつけるか。ユーザーが靴を購入したい場合、ストレスなくほしい靴を見つけ、商品が届くまでの体験に満足できたか。そういった体験をデザインするのがUXデザインとなります。

ポイント2:UIデザイン

UIとはUser Interface=ユーザーインターフェースの略称です。ユーザーが利用するパソコンやスマートフォンの画面、表示、入力方法などの仕組みとなります。そのため、UIデザインとは、ユーザーにとって、わかりやすく、使いやすい、見た目をデザインすることです。ユーザーが商品を購入する際、購入ボタンがわかりやすい場所にあるか。配送情報がシンプルで入力間違いやミスが少ないデザインであるか。操作画面や表示などわかりやすく、快適な見た目にすることがUIデザインとなります。

ポイント3:UIデザインとWebデザインの違い

UIデザインとWebデザインの違いとは、まず「UIデザインの最優先はユーザーとなります」。そのため、Webデザインにおいて、例えば、デザイン性を重視したり、ブランディングを優先して、文字を小さくしたり、近似色を使うなど、使いやすさや見易さが少し劣ることなどがあるかもしれません。UIデザインは、ユーザーの見た目や使いやすさを重視。Webデザインはクリエイティブ性やデザイン性を重視するとなります。